"Coloring Book" by Chance the Rapper2017.03.31 05:212016年は新譜を聴くことが多かった。Apple Musicの使い方が決まってきて、かつてタワレコの渋谷に足繁く通っていた行為と同じことを手のひらの中で繰り返している感じ。2016は良い新譜が多かったことも視聴習慣をリスタートさせるきっかけになったような気がする。Chance T...
"流動体について" by 小沢健二2017.02.27 09:17小沢健二の新譜を聞くことができてラッキーだと思った。このブログのThe Contribution for Urban Bluesは小沢健二の歌詞の一節からいただいたものだ。前作のEclecticからもう15年が経っている。楽曲は、当時の未発表曲と言われても違和感がない様な、小沢健...
"コーヒーブルース" by Ren Takada2017.02.02 05:32高田漣が父高田渡をカバーしたアルバム。曲の良さと高田漣のプレイヤビリティーの高さを堪能できる。高田漣は数年前に二度ほど挨拶をさせていただいたことがあったけど、当時は僕があまり知らなくて(当然、高田漣も僕のことなど一切知らないので)一言二言話した程度だった。今なら話したいことがたく...
"Fam Fam" by never young beach2017.01.25 03:17never young beachの昨年のアルバム。ニューミュージックの匂いもありつつ、The StrokesのIS THIS IT?のようで、懐かしい感じもするんだけど、妙に新鮮に聞こえることもある、捉えにくいアルバムだけど傑作。明るい未来、お別れの歌やアルバムタイトルになって...
"'98.12.28男達の別れ" by Fishmans2017.01.25 03:00佐藤伸治が亡くなる前のFishmansのラストライブのライブ盤。空中キャンプ以降、佐藤伸治の音楽性が急速に拡大してレゲエやダブに飽き足らず多様なジャンルを吸収しては自身の作品に落とし込んでいったポリドール期の複雑な楽曲を、きっちりライブでも再現できていることに当時は驚いた。ゆらめ...
"Femme Fetale" by Owen2016.12.15 08:02Velvet Undergroundの言わずと知れたFemme FetaleのOwenによるカバー。Owenのエモーショナルな歌声とギターのフィードバックとストリングスでロマンティックに仕上がっていて素晴らしい。コーラスワークは原曲のまんまでオリジナルの雰囲気も失われてない。
"未知のアルバム" by LITTLE CREATURES2016.07.25 05:37LITTLE CREATURESの新譜で、バンドにとって初めての全日本語詞のアルバム。一聴した時には違和感にやや戸惑ったけど、青柳拓次の言葉の選び方や際立つ歌の巧さやがLITTLE CREATURESのタイトなサウンドに乗っかって新しい境地を切り開いていると思う。ゆらゆら帝国の"...
"The Secret Life of Harpers Bizarre" by Harpers Bizarre2016.06.07 06:23ソフトロック史上最高傑作とか。アルバム全体にストーリー性があり、"The Drifter"に代表される1つ1つの曲の完成度も高い。The Millenniumの"Begin"、Roger Nichols and the Small Circle of Friends、そして、この...
"Don't Look Back Into the Sun - EP" by The Libertines2015.11.10 02:43再結成と新作を発表したThe Libertines。はじめて彼らに触れたのがこのEPで、最高傑作だと僕は思っている。Death On the Stairsはバーナード・バトラーのバージョンが好きだし、なんといってもDon't Look Back into the Sunは00年代...
"Anything in Return" by Toro y Moi2015.11.10 02:40Toro y Moi の一つ前のアルバム。最新作ではバンドサウンドにシフトしているが、これはベッドルームから外に出て行く転換期のようにも見える。Animal CollectiveのStrawberry Jamsや古いものだとThe WhoのPinball Wizardなどアーティ...